【初心者でも簡単】熱帯魚水槽の始め方

アクアリウム
45cm水槽 ネオンテトラ、プラティ、コリドラスetc…

これから初めて熱帯魚を飼おうとしている方へ向けて、長期間熱帯魚を飼育している経験のある私から、熱帯魚水槽の立ち上げ方をわかりやすく説明します。正しい手順で行うと非常に簡単で、初心者でも大丈夫です。

目次

  • 予算はどのくらい?
  • 期間はどのくらい?
  • 魚が生きていける水とは?
  • 水槽の立ち上げ〜魚の導入
  • まとめ

予算はどのくらい?

いくらお金がかかるのか?

まず最初に気になるかと思います。

予算は、正直水槽の大きさによって変わります。30cm、45cmだと1万円〜2万円60cm以上になると2〜3万くらいと考えていいでしょう。

あくまで目安です。設備へのこだわり次第では1〜2万追加になったりします。

とは言っても、水槽のサイズ感はわかりづらいかと思いますので、私の水槽を参考にお載せします。

左が60am水槽。右上が45cm水槽。右下が30cm水槽です。サイズ感の参考にペットボトルを置いてみました。

見て分かる通り、60cmになるとかなり大きいので、専用のスタンドがないと置く場所に困ります。具体的には小さいサイズのビニール傘くらいの大きさです。

初心者の方なら、まずは30cmでいいでしょう。サイズ感が物足りない場合は、45cmでも大丈夫です。

購入して揃えるものは、おおまかに以下の通りです。

  • 水槽本体 2000〜
  • フィルター 3000〜
  • ライト 4000〜
  • ブクブク(なくてもいい) 3000〜
  • 温度計(安いもので大丈夫) 100〜
  • ヒーター(夏は不要) 3000〜
  • スタンド(必要な方のみ) 4000〜
  • 生体 1匹200〜
  • 餌 300〜

以上が揃えば、ひとまず水槽は完成します。

最悪、水槽本体・フィルターだけでもスタートは可能です。

それぞれの相場の安い方はこのあたりの金額になり、例えばプラスチックでなくガラスの水槽選ぶと高くなったりします。

メンテナンスには、ゴミ掃除用のスポイト、ガラス拭き用のスポンジなどが必要になってきますが、最初は不要でしょう。

期間はどのくらい?

結論、2週間です。

水槽を始めようとしている方のワクワク感は非常に理解できます。私も最初はそうでした。ですが、魚のことを思うと、本命の魚を入れるまでは、水槽購入から2週間は待ちましょう、、!!!

理由は、魚を入れる前に、魚が生きていける水を作る必要があるからです。

熱帯魚をはじめとする観賞魚達は、もともと川や海の生き物なので、水道水では生きていけません。

その準備に、おおよそ2週間程度は時間がかかります。

魚が生きていける水とは?

水道水には、川の水を消毒するためのカルキが入っており、魚にとって有毒なので、これを取り除く必要があります。

カルキに関しては、バケツに入れて外に放置しておけば1日で抜けてしまいます。ただ衛生的に良くない場合があるので、市販のカルキ抜き(1000円程度)をオススメします。これを使うとカルキ抜きは5秒で完了です。

また、魚が健康に生きていくためには、水の中にバクテリアを繁殖させる必要があります。バクテリアには、魚の体調を整えたり、フンなどのアンモニアを分解する役割があります。

バクテリアに関しても市販のバクテリア剤(1000円程度)などが販売されていますので、そちらを購入するといでしょう。

水槽の立ち上げ

この時点では水槽とフィルターだけあれば大丈夫です。

①水槽を軽く水だけで洗いましょう。洗剤は使わない方が好ましいです。

石やその他レイアウトを後から入れると水が濁ることがあるので、先に入れて置きましょう。

②水槽の8割くらいまで水をいれます。

③カルキ抜き、バクテリア剤をぶちこみます。

④フィルターの電源をつけて回します。※フィルターも事前に水洗いすると濁りにくくなります。

以上。(え、もう終わり?はい、終わりです。)

この、フィルターを付けた状態で1週間放置します。待ち遠しいでしょうが、我慢です。

フィルターを回す理由は、バクテリアの繁殖を促すことと、フィルター自体にバクテリアを付着させることが目的です。

フィルターには、大きな汚れを取ることだけでなく、バクテリア濾過という役割もあります。バクテリア濾過とは、バクテリアにより水質の改善を狙うやり方です。

また、この期間で水温もある程度安定させましょう。基本的に室温くらいになりますが、熱帯魚は24〜26°くらいが適温なので、必要に応じてヒーターを付けましょう。直射日光が当たる場所は温度が上がるのでNGです。

パイロットフィッシュ

1週間が経過したら、最初の1匹を入れます。この魚はパイロットフィッシュと言って、悪い環境でも簡単には死なないような頑丈な魚を入れます。

パイロットフィッシュを入れる目的は、ある程度生活をさせることでフンをさせ、バクテリアを繁殖させる働きがあるためです。

パイロットフィッシュにオススメの魚として定番なのは、オトシンクルスアカヒレです。

私の場合は、オトシンクルスを選びました。

オトシンクルスは、吸盤のような口で床や壁にくっつくように泳ぐ魚で、地面の食べ残しを掃除してくれる役割もあるので、パイロットフィッシュとしてだけでなく、本命の魚を入れた後も役に立つお掃除屋さんです。

ちなみに、買ってきた魚をドボンと水槽に入れてはいけません。そのやり方については後で説明します。

パイロットフィッシュを入れた状態で、フィルターを回しつつ、また1週間待ちます。

立ち上げから2週間後…

立ち上げから2週間、待ちくたびれた頃かと思いますが、やっと魚が生きていける水槽が完成したので、好きな魚を入れていきましょう。

魚選びのポイントとして、混泳に向かない魚がいることを押さえておきましょう。

種族的に攻撃的な魚や、大きすぎる魚は他の魚に攻撃したり食べたりすることがあるので、そういった魚の場合は、1〜2匹の少数飼いが基本です。

初心者にオススメの魚はこのあたりです。

  • ネオンテトラ
  • カージナルテトラ
  • レッドテトラ(ファイヤーテトラ)
  • ラミーノーズテトラ
  • ラスボラ・エスペイ
  • プラティ
  • アカヒレ
  • グッピー
  • コリドラス
  • クーリーローチー

いずれも、温厚な性格で、サイズも小さくて色鮮やかで可愛い魚たちです。グッピーは比較的活発で、良く食べて良くフンをして、良く繁殖するのが特徴です。

コリドラス、クーリーローチーは見た目が特徴的ですが、水槽のお掃除屋さんとしてはバッチリな魚です。

ちなみに、いろんな魚を入れると見た目がゴチャゴチャしてしまいがちなので、あえてネオンテトラだけ10匹選んだりすると、群泳する姿が綺麗だったりします。

【最重要】魚を水槽に入れる方法

水合わせという作業を行います。

水槽立ち上げで最も基本かつ大事な作業です。

飼ってきた魚を突然水槽に入れてしまうと、今までの温度や水質などの環境が突然変わってしまったことに驚いて、翌日に死んでしまうことがあります。数日は大丈夫でも、1〜2週間後にダメージが現れて死んでしまうこともあるので、水合わせはしっかり行いましょう。

ちなみに、パイロットフィッシュに選ばれるようなオトシンクルスやアカヒレなどは多少水合わせが雑でも頑丈なので死なないことが多いですが、せっかくなので水合わせしてあげましょう。

①温度合わせ

まずは水温を水槽と一致させてあげましょう。

魚を飼ってきたらビニールに入っていると思います。そのビニールを開けず、そのまま水槽へ浮かべてください。こうやってゆっくり温度を合わせてあげます。

そのまま30分ほど放置すると、水槽とビニールの水温がほぼ同じになります。

②水合わせ

ビニールを開け、中の水を5分1ほど捨てます。

この時、捨てる水は水槽に入れないようにしましょう。もともとの水に魚の病気の元が入っている可能性があるからです。

次に捨てた量と同じ量の水を水槽からビニールへ入れていきます。

この状態で最低10分放置します。

これを繰り返していくことにより、時間をかけてビニールの中の水が、ほぼ水槽の水と同じになっていきます。

最低5回以上繰り返した時点で、ゆっくり水槽へ放してあげましょう。

また、魚導入初日は、環境が変わって落ち着いていないので、エサは与えない方がいいです。

できればライトも消して、落ち着く環境にしてあげましょう。

エサについて

熱帯魚はエサを食べる姿もかわいいのでついついたくさんあげてしまいがちです。

ですが、なんと熱帯魚の死因ランキング1位は、餌の食べ過ぎなんです。

魚は満腹中枢が弱く、与えれば与えるだけエサを食べるので、飼い主が調整するしかありません。

エサを与える時は、90秒で食べ切る量を、1日2〜3回程度与えるようにしましょう。

私は朝一番と、夕方、寝る前に与えています。

まとめ

水合わせ直後の45cm水槽

熱帯魚は見ているだけで癒される上に、部屋に水槽があるとワンランクおしゃれに見えたりもします。

ただし、命を扱うことになるので、責任を持って、最後までしっかり面倒を見るようにしましょう。

では、これからワクワクの熱帯魚ライフを楽しんでください。

 

コメント

  1. […] 水槽立ち上げ方についてはこちらをご覧ください。 […]

  2. […] 方法については過去の記事に書いていますので、興味がある方はこちらをご覧ください。 […]

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