【大学生必見】所得税って何?バイトで稼ぎすぎるとダメな理由【税金のわかりやすい解説】

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結論から言いますと、大学生はバイトで稼ぎすぎない方がいいです。具体的には、1月から12月の給料の合計で、103万円を超えない方がいいです。

ちなみに103万とは、給与控除55万+基礎控除48万の数字で、これを超えると税金が発生して、逆に損することになったりします。

突然結論から申しましたが、そう言われてもなんで??となりますので、その理由とこれから知っておくと便利な知識をわかりやすく解説していきます。

大学生になって初めてアルバイトを始めた方は多いと思います。そんな方たちが初めて耳にする言葉として、

・所得税

・源泉徴収

・社会保険

・親の扶養

などがあると思います。

この中でも今回は特に所得税について説明をしていきます。(令和2年改正以降の数字を反映させてあります)

〜コンテンツ〜

  • そもそも税金って何?
  • 「収入」「所得」など単語の意味
  • 大学生だとどうなる?
  • まとめ

そもそも税金って何?

まず、税金に対する一歩目の理解として、税金は贅沢なものにかかると考えましょう。極端な考え方ですが、給料などでもらったお金のうち、一部は生きるために必要な金額、それ以外残ったお金は、例えば遊びとかに使えるような贅沢なお金、といった感じです。つまりその残った贅沢なお金に税金がかかるといった風に考えるとこれからの説明も理解しやすいかと思います。

では所得税の説明をします。おそらく読者の方が一番気になっている部分ですね。所得税とは、働いて会社からもらう給料に対してかかる税金です。稼いだ金額に対して、5%~45%の所得税率をかけて所得税額が決定します。これは稼げば稼ぐほど税率が上がっていく、(おそらく社会の授業などで習ったかと思いますが)累進課税といった課税方式です。また、収入については給料と年金で考え方が変わりますが、今回は給料の場合でのみ考えます。

言葉の意味がわからない…

ここで、単語の意味をおさえていきます。収入(=給与)、所得、控除の3つを理解しておきましょう。

・収入・・・働いてもらった給料の金額そのままの数字を指します。月に5万円もらったら、5万円がその月の収入になります。これを1年間(1月~12月)続けると、その年の収入は5万円×12月=60万円ということになります。

・所得・・・年間の給与から、55万円を引いた額が所得になります。税金などの分野では、この所得を基準に、税率をかけたりしていくことが多いです。

・控除・・・年間の収入や所得から、その人の状況に応じて差し引く一定の金額を指します。控除とは、生きていくために最低限必要な金額には税金をかけないという考え方から生まれたものです。例えば、給与をもらう人全員から無条件に控除される「基礎控除」は、生活保護法に基づく健康的で文化的な最低限の生活を営むためにはこのくらい必要だろうということで、48万円を差し引いてくれます。そのほかにも、奥さんがいたら奥さんにこのくらいお金がかかるだろうといった配偶者控除などがあったります。

また、収入から所得を計算し、そこから控除を引いた額を「課税標準額」といいます。(課税標準額では1000円未満の端数は切り捨てます)

単語の意味を抑えたところで、所得税の計算がどのように行われるかを説明します。また、所得税は所得金額によって計算に使う数字が変わりますが、ここでは一番給与が少ない段階の場合(162.5万以下)での計算をします。

所得税=課税標準額(所得(収入-55万)ー48万)×所得税率(5.105%)

つまり、課税基準額が0になると、税金がかからないことになります。

大学生だとどうなる?

結局いくら稼ぐとダメなの?

では、ここで大学生のバイトだと、どのようになるのか考えて行きます。

➀まず、毎月8万円稼いだ場合、年間96万円になります。この時、96万円から、所得控除55万円と基礎控除48万円を差し引くと0を下回るため、所得税は発生しないことになります。

②では、よく働いて毎月10万円ずつ稼いだ場合はどうなるでしょう。年間120万円になり、そこから所得控除55万円と基礎控除48万円を差し引くと、17万になり、これが課税標準額となり、ここに所得税率である5.105%をかけて税金額を計算します。(所得税額は、1円未満は切り捨てます。)

ここで、➀と②ではなにが変わるかを考えます。まず➀の場合は所得税が発生しませんので、そのほかも特に問題なく一番いいバイトの稼ぎ方と言えます。一方②では所得税が発生していますので、所得税課税者ということになります。

「え、所得税を納めればいい話じゃないの?」と思われる方もいるでしょうが、そんな簡単な話では終わらないのが、稼ぎすぎない方がいいという重要なポイントです。

②の所得税が発生した場合、親の扶養から外れる可能性があります。親の扶養とは、親の税金から、子供がいることでの控除がされている状態の事です。控除の対象にする子供や奥さんの事を扶養といいます。この時、扶養に入れる条件に、一定額以上の収入がないことが定められており、所得税が課税になるとその条件を越えて、扶養を外れることになります。その結果どうなるかというと、親の控除額が減ってしまい、最終的に支払う税金の金額が増えてしまうということになります。

また、行政サービスの視点から考えると、所得税が課税か非課税かによって利用者の支払う金額が変わったり、サービスが利用できなかったりして、大きなボーダーラインであることが多いです。

●まとめ

まとめると、年間103万を超えないようにバイトしましょう、ということです。

ここまで説明したことを踏まえて考えると、大学生がバイトで稼ぎすぎると、自分だけでなく親にも負担をかけえしまうことになる可能性があることになります。

よって、学生のうちはバイトで稼ぎすぎない方がいいと言えるでしょう。

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。バイトをされる際は、貴重な若い時間の切り売りにならぬよう、有意義に使っていただけることを願っています。

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